こんにちは、フジタです。
春は何かと魅力的なイベントや展示が多く、どれにいつ行くかと毎日うきうきと考えております。
その候補の一つに先日行ってまいりました。
スーパー浮世絵 江戸の秘密展浮世絵の人気は高く、多くの美術館で展示を見ることができます。
こちらのイベントでは、木版画の展示(本物)はありませんが、デジタル化することでより鮮やかで、また動いて見せているところが面白いです。
庶民の生活、歌舞伎、遊郭、怪談などのエリアに分かれておりました。
解説も片岡愛之助さんがされており、浮世絵初心者の方でも親しみやすく分かりやすいようになっています。
館内はフラッシュは禁止ですが写真を撮ることもできます。(記念写真おすすめスポットも用意されてました!)

葛飾北斎の神奈川沖浪裏(一度は目にしたことがあるんじゃないかしら)
遊郭ゾーンでは当時の売れっ子花魁が。

今でいうブロマイドですね。
花魁には禿(かむろ)や新造という見習いの女の子が付き、花魁の身の回りの手伝いをしています。
後に控えているのがそうです。
揃いの衣装を着ていますね。
花魁は自分の着物や持ち物はもちろん、禿や新造の身の回りの品々も自信で負担をしなければならなかったため、年季が明けるまでには相当の苦労があったんですよね。
だから、大店の主人に妾でもいいから身請けされることを夢見ていたんです。
ただし勤め上げて年季が明けても、身請けされたとしても、その後幸せになれたかどうかは…。
それでも美しい衣装に身を包み、洗練された教養をもつ花魁は憧れの的。
格子越しの美しい遊女を眺めてる男性が。

私、しばらく本物の男性が見てるのかと思って「よっぽどその絵が好きなのね」と。
ハリボテ!
浮世絵は多色刷りの木版画なのですが、こんな風に作ってます。
色数分だけ板を掘り、一色ずつ摺り重ねていくのですね~。
浮世絵の工程はこちらのサイトにて詳しく載っていました。(ほしいなぁ…)
試しに「スーパー浮世絵 江戸の秘密展」に足を運んでみて、興味がわいたら、いろんな美術館に浮世絵を観に行ってみるのも楽しいかも。
そんなイベントでした。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
きものを楽しもう!
◆ちどり着付け教室◆
↑クリックしていただくとフジタがニコニコするシステムです↑
スポンサーサイト